
ottaは、佐賀県佐賀市において、認知症などにより外出に不安のある高齢者を対象とした「otta見守りサービス」の利用支援を、9月より開始した。
「otta見守りサービス」の内容

ottaの見守りサービスは、小型の見守り端末をバッグや杖、シルバーカーなど、普段持ち歩くものに取り付けて利用するサービス。
端末を持った方人が街中の「見守りスポット」の近くを通過すると、位置情報を自動で記録する。家族はスマートフォンから、最後に見守りスポットを通過した場所や時間を確認できる。
また、万が一行方不明となり警察へ届出を行った場合には、ottaに記録された位置情報履歴を捜索に役立てることも可能だ。日常の見守りはもちろん、「もしも」の際にも地域のネットワークを活用できる仕組みとなっている。
初期費用を市が負担
佐賀市での「otta見守りサービス」の利用支援では、対象となる佐賀市民の人について、通常5,500円(税込)の見守り端末と、通常3,300円(税込)の契約事務手数料を佐賀市が負担。初期費用なしでサービスを利用できる。

無料サービスでは、最後に見守りスポットを通過した場所と時間の確認が可能。より詳しい位置情報や過去の移動経路などを確認したい場合には、有料サービスも用意している。
対象者について
今回の取り組みの対象者は、認知症などにより外出に不安のある65歳以上の人、40歳以上65歳未満で、医師により認知症と診断された人、このいずれかに該当する佐賀市民。高齢者本人だけでなく、家族や親戚などからの申し込みにも対応している。

佐賀市内には約670か所の見守りスポットが設置されており、これまで地域に広がってきた見守りネットワークを、高齢者の外出時の安心にも活用していくという。佐賀市の支援内容・対象者・申し込み方法など、詳しくは佐賀市HPで確認できる。
佐賀市とottaの取り組み
佐賀市とottaは、2022年12月にイワタニ九州と3者で「見守りサービスの導入に関する連携協定」を締結。以来、ICTを活用し、子どもや高齢者を地域全体で見守る「みんなで、みまもる」仕組みづくりを推進してきた。
今回のシニア向け見守りサービスの利用支援により、地域に広がる見守りネットワークをさらに活用し、世代を問わず安心して暮らせるまちづくりにつなげていくという。
ottaの事業内容
ottaは、「みんなで、みまもる。」をコンセプトに、IoTを活用した地域参加型の見守りサービスを展開している。街中に設置された見守りスポットや地域の人々が参加する見守りネットワークを通じて、子どもから高齢者まで、地域全体で安心・安全を支える仕組みを構築している。ottaでは、今後も自治体や地域の人々と連携し、テクノロジーを活用した持続可能な見守り環境の実現を目指していくという。
佐賀市が初期費用を負担してくれるシニア向けの「otta見守りサービス」について、気になる人は利用を検討してみては。
佐賀市HP シニア向けotta見守りサービス 詳細:https://www.city.saga.lg.jp/kenko-fukushi/fukushi/3/5/8583.html
(yukari)